
ホームスクールもスタート
昨年秋からホームスクールに切り替えた我が家。10歳になった息子とのホームスクールもスタートしました。
アメリカでは30人に1人がホームスクールをしていると言われています。結構多いですよね。学校になじめないというよりも、子供の個性・信仰・目標にあった教育を求めてホームスクールをする家庭が多いようです。
ホームスクールと言っても、やり方はさまざま。
① 自宅で親が勉強をサポートする
これが一般的なホームスクールのイメージですね。必要書類を提出するだけで結構簡単に始められます。いったん始めたら、必要な書類は「出席簿」のみ(カリフォルニア州のケース)。何時から何時まで何を勉強した、などという詳細は一切不要です。さぼろうと思ったらどこまでもさぼれます…。
②体育や音楽などの授業のみ学校へ受けに行く
学校区によって受け入れ態勢が異なるので調べないといけませんが、もし自分の学区で可能であればこれも一つの方法です。
③ホームスクールプログラムを提供する学校に属する
うちはこのパターンです。この学校、何をしてくれるかというと、
1.担当者がついてくれる
生徒に一人づつ担当者(担任みたいなもの)がついてくれます。分からないことに相談にのってくれたり、手続きをサポートしてくれたり、あれこれやってくれます。うちの担当をしてくれるTさんはホームスクールでお子さんを育てたベテランママ兼この学校の職員。
2.ファンド(年間数千ドル)をつけてくれる
なんと生徒一人につき年間数千ドルの資金がもらえるんです。ホームスクールをすることで公立校運営費用がうくわけで、その分の税金から一部ホームスクール生に資金を回してくれるのでしょう。生徒はこの資金から、自分が勉強したい授業(オンラインクラス、習い事、教材購入等)の支払いをします。ただし、承認済み業者が決まっていて、その業者が提供するものにしかこの資金は使えません。例えばピアノのレッスンでも承認済みの業者のものであればこの資金を使って自己負担ゼロでレッスンが受けられる、というわけです。
カリキュラムは特に決まっていないので正直「何をやってもよし」なんですが、それでは不安…という家庭向けに「ホームスクール生向け5年生算数パック」などのセット商品が山のようにあります。我が家の場合、パック商品は買わず必要なものだけピックアップしています。
サイエンスやソーシャルスタディについては、教材で勉強しても面白くないので出来るだけ実地を、と思っています。歴史的な場所を見に行ったり科学館へ行ったり。
そんなわけで、我が家のホームスクール新学年がスタートです。
といっても、今年はコロナの影響でみなさんも「ホームスクール」ですね。
イラっとすることもありますが(笑)頑張って行きましょう!