
コロナでロサンゼルスの小学校は
こんな現実があるとは思ってもいなかったコロナのパンデミック。ロサンゼルスの学校は3月半ばから自宅学習に切り替わり、もうすぐ2か月が過ぎようとしています。忘れもしない 3月の中旬のとある日。実は息子の友達が通う小学校が月曜日にお休み(規定スケジュールで。こちらは学校区によってお休みの日が違います)と分かっていたので「一緒にスノボーに行こう!」と予定を組んでいたのです。
ところが前週の金曜日に「来週から学校やレストランが閉鎖になる」というニュースが飛びこんできて…。レストランはテイクアウトのみ、学校は閉鎖、じゃあ習い事はどうなる?関係各所から今後の対応についてメールが飛び込んで来て、急にあわただしい週末になりました。
息子の心配はただ一つ。「スノボー行けるかな?」
まだ行けるだろうか、でも行かない方がいいんじゃないか・・・と逡巡している間に、結局スキー場も閉鎖になってしまいました。残念がる息子と友達。また開けたら行こうね、と待ち望んでいる間に気づけばもう5月。シーズンも終わってしまいましたね。
息子は4年生からホームスクールを始めたので日々の生活に大きな変化はないのですが(ホームスクールについては今後くわしくご紹介したいと思いますが)、来週から急に休校!と言われた学校の先生方の対応が早かったのがとても印象的です。
生徒さんに色々聞いてみると、すぐオンライン対応できたクラスとできなかったクラスの多少の違いはありましたが、2週目にはかなりの学校・クラスでオンライン授業が開始されていました。
こういう学校対応しかり、今回のコロナ事態を受けてアメリカは行動が早いです。州知事や市長は毎日会見して次々と指示を出します。Facebookでも毎日ニューサム知事の会見が見られて、ビューワーから「いいねマーク」や「怒りマーク」が次々と送られています。感染防止のためにホームレスをホテルに一時滞在させるという決定の時は「怒りマーク」が多かったですね〜。でも基本的に「あなたのリーダーシップに感謝してる」といったコメントが多いです。どの国も行政の対応には国民の賛否両論がありますが、動きが早い、というのが一番の感想です。
そんなわけで日々オンライン授業を進めているこちらの学校では、このまま6月の学年末まで学校登校はなさそうという感じです。例年なら6月なかばから8月下旬まで長い夏休みがあります。その夏休みの間はどうなるのか、切り上げて早めに学校が始まるのか、今はまだわかりません。
とにかくこんな異例の事態でも、子供達の教育が途切れないようにしたいものですね。