Author: studybuddy

Sep
06

ギフテッドプログラム受験

ギフテッド中のギフテッド CTYプログラムの最高峰 Study of Exceptional Talent =SET とは? 前回書いたジョンズポプキンス大学という医学の名門大学が昔から提供しているギフテッドプログラムCenter for Talented Youth の中でも「ギフテッド中のギフテッド」と言われているカテゴリーが "Study of Exceptional Talent (SET)" 。 13歳以下でSATというアメリカの大学受験用のテストを受験して、800点満点中700点以上を取ることが条件です。正確には・・・条件でした。というのも、昨年あたりに条件が改定され、以前は「13歳以下で700点以上」とシンプルなくくりだったのが、今は学年ごとに(年齢ではなく)条件が改定されています。詳細は、CTYのページに記載がありますのでご参照ください。 これに認定されると何が良いかというと、特別な才能を持ったその子に応じたコンサルティングが受けられるということだったのですが、この中身も見直し中のようで、何度か問い合わせたのですが、まだ確定しておらずサービスの詳細はまだ良くわかりません。 これまでは、 通常メンバー CTY Level アドバンス High Honors さらなるアドバンス Grand Honors SET というカテゴリーがあったのですが、現在は Grand Honors / SET と2つがくっついているようです。 いずれにしても、一つの賞(アワード)としてさらなる高みを目指してみようという方は、ぜひチャレンジしてみたらよいと思います。やみくもに先取り学習をおすすめしているわけではありません。 一例として・・・ 我が家の受験ケース~勉強法や受験手順~ あくまで我が家のケースですが、以下ご紹介します。 SATは高校生が大学受験のために受けるものなので、英語の語彙や読解問題は手強すぎると判断し、Mathで目標点をめざすことにしました。SATのMathに関しては、内容的には日本の受験問題のような「難問」はありません。データを読み解く問題などは長めの文章題がありますが、難易度は高くないと思います。試験範囲には、三角関数(サイン・コサイン)がちょこっとでますが、満点を目指すわけではないのでそこまで出来なくても大丈夫です。 College Board (SATを管轄している団体)がサンプル過去問を出していますので、まずはそれに目を通して計画をたてれば良いと思います。問題集はたくさん出回っているので、一番やりやすい問題集を選んでやってみてください。うちは、Princeton Reviewの問題集が使いやすかったです。当時とSATの中身も変わってきているので(英語読解が短くなった等)、最新のものをお使いください。 大変だったのは、学校の宿題に加え「超」がつくほど忙しくやっていた野球や 新たに始めたディベートなどの課外活動のすきま時間にどれだけ取り組めるかという点です。当時は、往復3時間かけて強豪チームの野球の練習に行っていましたし、ミドルスクールも家から遠いし、ディベートも大会前は毎日のように先生とオンライン授業がありました。 しかし、勉強だけではなく課外活動も人格形成に非常に重要だと思いますので、すきま時間を見つけながらやっていく良い経験になったと思います。欲を言えば、もっと自分で積極的にプランしながら進めて欲しかったのですが、12歳ですから…。 そして何より、期日の決まった受験ではありませんから、プラスアルファでやっている気楽さで取り組めば良いと思います。 手続き SAT受験のためにはカレッジボードのアカウントが必要 SATを受けるには、College Board というSATを管轄している団体のサイトにアカウントを作成します。しかし、13歳未満は規定上オンラインではアカウントが作れず郵送手続きが必要で、これが少し手間でした。 晴れてアカウントが開けられたら、あとは、サイトからテスト日やテスト会場を選んで支払いをすれば登録完了です。受験会場は好きに選べるので、家から30分ほどの高校を選択しました。 [...]
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Sep
06
Oct
06

ケアレスミスは危険信号!

今日は、算数のケアレスミスについて書きたいと思います。 お子さんが学校から持って帰ってきたプリントやテストの結果を見て、「あーここはケアレスミスね」と軽く考えてしまいがちですが、ケアレスミスを軽視しないことが非常に大切です。 ケアレスということは、その時たまたま注意力が散漫になって間違えた、ということになりますが、実はそうではないことが多々あります。 よく注意を払ってみると、その子が間違えやすい計算、というものが浮き彫りになってきます。 ケアレスミスか否か? 2×3は間違えないのに7×3は間違える、これってケアレスミスではありません。 例えば2×3は絶対に間違えないのに7×3は何度か間違えるというのは、 ケアレス=注意散漫だったから、ではないのです。 親として認めたくはないものの「その計算を実はまだマスターできていない」ということです。頭が良いとか悪いとかではなく、その計算をした回数がまだ少ない証拠です。やり直せばできるんだからいいや、ではなく、この苦手な計算を見つけたら練習をする、ということが非常に大切です。 なぜなら、早い段階で苦手な計算を見つけておかないと、あとあとまで引きずってしまうからです! 中学生、高校生になっても、引きずります。 さすがに7×3は間違えないようにはなりますが、割り算の時にこの計算がらみで間違える、分数でこの計算がらみで間違える、など、びっくりするほど引きずります! そして、計算間違いをする=正しい答えが出ない=算数が嫌いになっていく この図式があっという間に完成します。 さらに、計算に苦手意識がつくと、 あの手この手で解く 別の方法で計算してみる おおまかな数字を予想して選択肢から間違っていそうなものを消去する おおまかな数字を予想して選択肢から一発で答えを当てる こうした工夫ができない、いや工夫しようという気も起こらなくなります。 例えば先ほどの例で、7×3を24と答えたとしましょう。 「ちょっと違うね。もう一回考えてみる?」と問いかけてみて、 1.「忘れちゃった・・・」と言って何もしない 2.忘れたけど、7を3回足す、7×2に7を足す、など別の方法を考えようとする この2つは大きな違いです。計算が苦手だと別の計算で答えを導くのを嫌がります。そしてますます計算が苦手になっていきます。 ですので、間違えやすい計算は何度も反復すること、別の計算で答えを出す方法も考えられるようにすること、この2つがまずはとても大事です。 さらに学年が進むと・・・ あとから見直すことを前提に、順序立てて計算を書いておくことが大切 高学年になるにつれて、1つの計算だけでは解けない問題が出てくるようになります。式や計算をなぐり書きであちこちに書くと間違えやすいだけではなく、 殴り書き→あとから見直しにくくなる→見直し作業が苦痛→見直さない という癖がついてしまいます。中学生や高校生になると何行にもわたる長い数式を書くようになりますが、後から見直しやすいように書いていなければ、当然見直しなんて苦痛な作業はやらなくなります。 小学生の時から、たった1行でも2行でも計算式をきちんと書くこと、そして筆算は式の近くに見直せるように書くこと、そして見直すこと。 恥ずかしながら息子の話ですが、残念ながら字が汚い、それに拍車をかけてあちこちにバラバラに書く、という致命的な症状を発症していました。「これ分からないんだけど」と持ってくる問題を見ると、どうやって解こうと思ったのか、その形跡をたどることに一苦労なんです。あちこちに書いているから。「この計算はどこにしたの?」→「ここ」→「その次は?」→「こっち」…。なんてやり取りをしていくうちに「ここの展開が間違ってるね?」とやっと原因が究明できるわけで、本人は当然自分で見直しなんてしていないわけです。順序だてて書いていけばいいものを。やれやれです。 ぜひ、ケアレスミスと片付けずに苦手な計算を練習すること、見直せるように順序だてて書くこと、この2つにご注意ください。
By studybuddy | 教育こばなし
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Sep
02

海外で国語の勉強を継続するコツ

アメリカに長く住む日本人の子供達にとって、国語は「嫌いな科目第一位!」ではないでしょうか。普段目にしない=必要性を感じない日本語、しかも何百という漢字を勉強することに意義を感じられない、それなのに週末をつぶして補習校に通わないといけないなんて。1年生は習いたてですべてが楽しかったのに、徐々に覚えなければいけない漢字に圧倒されはじめ、3年生になるころにはもう「嫌いな科目第一位」に認定される傾向にあります。 月曜日から金曜日まで現地校に通い、週末に日本語補習校に行く大変さ、よく分かります。週1回の授業で1週間分をカバーしなければいけない補習校の先生も大変ですし、山のような宿題を平日にやらせなければいけない親御さんも大変・・・。「宿題をやらない子供とけんかして、教科書をゴミ箱へ投げ捨てた」という話も聞きます。 補習校に通い続けられるお子さんとそのご家庭は本当に素晴らしいと思います。しかし、それが可能なのはまれなケースです。補習校をあきらめたあと考えうる選択肢は「通信教育」「家庭での自習」「塾・家庭教師」です。 「通信教育」は、いつしか課題がたまりにたまって・・・やらなくなった。非常に良く聞くお話です。 「家庭での自習」は、親子喧嘩になるのであきらめた・・・これも良く聞くお話です。教えることを仕事にしている私でさえ、自分の子供には冷静に国語を教えることが出来ませんでした。何度教えても忘れるの繰り返しと本人のやる気のなさで断念しました。 しかし、生徒さんとの国語の授業は本当に楽しく、あの手この手で工夫しながら少しでも覚えてほしいと願い、生徒さんも親には見せない素直さで授業に取り組んでくれます。もう何年も教えている生徒さんは、補習校に一度も行かずに6年生の漢字までほぼマスターしました。うれしい限りです。 国語の勉強を継続するコツは宣伝抜きで、オンライン家庭教師を活用する、です。 もちろんスタディバディの授業には自信をもっていますが、他社さんのものであっても、やはり「ライブ」「個別」は大事な要素だと思います。通信教育やビデオ講座に比べると多少費用はかかりますが、日本語をあきらめてしまう前に、一度オンライン家庭教師をご活用ください。 最近は、日本でインターナショナルスクールに通うお子さんも増え、そのような生徒さんも増えてきました。インターナショナルスクールでも国語の授業はあるそうですが、十分ではないということでスタディバディの授業を取ってくれています。 スタディバディの国語の授業では、漢字の学習はもちろんのこと、教科書の音読、ホワイトボードで漢字の練習(紙に書くより楽しいそうで、みんな大好きです)、読解問題を使った読解力の養成、そして学研の「科学のお話」シリーズはみんな大好きで、科学も国語も学べて一石二鳥です。 国語をあきらめてしまう前に、スタディバディの授業を週に1回継続して一緒に頑張っていきましょう。 無料おためし授業は、かんたんLINEでお問合せ こちらをクリック 本来の学年についていけるか心配、という場合は、下の学年の授業を受けることももちろん可能です。 お問合せフォームはこちら Error: Contact form not found.
By studybuddy | 教育こばなし
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