ケアレスミスを軽視しない

ケアレスミスを軽視しない

日曜日は朝四時起きで息子の野球につきあい、ちょっと疲れの残る月曜日。でもホームスクールなので少し楽です。万が一寝坊しても学校に遅れることもなく、お弁当の準備も不要なのでニヤリ

かといって寝坊はほとんどしないんですけどね、気持ちは楽です。

さてさて、今週もはじめましょう、ホームスクールとオンラインスクール(私)。

息子のホームスクール、今年は社会(ソーシャルスタディ)と理科(サイエンス)はできるだけ教材ではなく実験や時事に関連したものをやっていきたいと考えています。教材を暗記することが勉強の本質ではないので、将来役立つ知識や世の中を知る目を養えればいいなと。

時間がある時に少しづつという感じで。

ちょうど日曜のロサンゼルスタイムズ紙に、最高裁判事ギンズバーグ氏が亡くなったという記事が一面に載っていたので、これをもとに時事のお勉強。

新聞を読んでざっとまとめる練習。

アマゾンのLimited Sales で$6だったマーカーセットを使って。

使っている紙は日本でいう模造紙。Chart Paper Pad といいます。

これをイーゼルスタンドにたてています。

女の子だったら色々な色を使ってデコレーションするんでしょうが、

うちの男子は興味ないです、そういうこと。

ピンクは私が「こうしたらどう?」って書いたもの。

ま、本質ではありませんが。

スタディバディ(オンライン塾)の授業も徐々に生徒さんのエンジンがかかってきました。3年生、4年生、5年生、みんな一生懸命算数、英語、国語を勉強してくれています。

ところで、算数のケアレスミスについて

「あー、分かってたからいいや」と軽く考えないことが大事です。

なぜそのミスが生まれたか?

単純な計算ミスでも「そのミスが起こりやすい数字(苦手な計算)」というものがあります。

まずはそれを見つけること。そして今後それを意識して練習することです。

小学生のうちは算数が得意な子でも、ほとんどのケース計算練習がまだ足りていません。

例えば2×3は絶対に間違えないのに8×4は間違えることがあるというのは、その計算をした経験値がまだ少ないからです。分かっているからいいや、ではなく苦手な計算を見つけて練習をすることが大切です。

それから「あとから見直せるように計算を順序だてて書いていない」ことがミスの原因の一つでもあります。

高学年になるにつれて、1つの計算だけでは解けない問題が出てくるようになります。そうすると、式や計算をなぐり書きであちこちに書くと間違えやすいだけではなく、

あとから見直しにくくなる→見直し作業が苦痛→見直さない

という癖がついてしまいます。

中学生や高校生になると何行にもわたる長い数式を書くようになると、各ステップで間違えないように、イコール(=)で改行しながら書いていきますよね。

小学生の時から、たった1行でも2行でも計算式をきちんと書くこと、そして筆算は式の近くに見直せるように書くこと、そして見直すこと。

このステップを習慣化しておけば「分かってたのに~」というミスがなくなります。

ミスには必ず原因がありますから、原因をつぶしていきましょう。

アメリカの算数、4年生の苦手単元は約数(Factors)と倍数(Multiples)です。今週はこの単元に力を入れてやっていきます。